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「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」に採択されました

この度、当社が提案する研究開発プロジェクトが、内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期課題「サーキュラーエコノミーシステムの構築」の「資源循環の拡大を促す動静脈・静動脈連携」に採択されました。

採択テーマ

高品位再生プラスチック材料の製造プロセス開発

研究の背景・目的

当社が取り扱う使用済プラスチックは主にポリプロピレン(PP)・ポリエチレン(PE)・ポリスチレン(PS)やポリエステル・ポリアミド・ポリ塩化ビニル・ポリ塩化ビニリデンなどの多くのプラスチックが雑多に混合された状態で回収されています。それらを原料として製造した再生材は着色、臭い、物性保障等の種々の課題があり、現状はパレットや工事用資材等といった限定的な利用用途となっています。そこで本研究では、国内再生材の利用用途の拡大を図るため、再生材が一般的な工業用、消費財用の材料として広く受け入れられていない本質原因を特定し、製造プロセスの見直しにより、品質低下・劣化が抑制された高品位再生材の開発に取り組みます。開発には動脈企業や、SIPに整備されるプラットフォームと連携し、デジタル基盤の活用を通じて、科学的根拠に基づき可視化されたリサイクルを通じて市場の拡大を図ります。

詳細は下記よりご確認ください。

独立行政法人 環境再生保全機構
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期課題「サーキュラーエコノミーシステムの構築」における研究開発責任者の決定について
https://www.erca.go.jp/erca/pressrelease/pdf/20230731_1.pdf

引き続き、資源循環型社会の実現に向け、当社が有するプラスチックリサイクルの高度選別のスキルや経験、実績などが活かせるよう、サーキュラーエコノミーの実現に向けて一層努力してまいります。